マツコデラックスさんについて考える。『感受性の強さと闘い続ける人』

もはやマツコのことを敢えて書くこともないのだが、私の周りに感受性の強さに苦労している男の人が少なくとも3人いる。

元夫と私の父親、もう1人は直の上司。3人とも病気で休職した。

生きている以上しかたなく感受性との付き合いは続く。しかし個人差があり何の苦労もせずに済む人もいれば命を落とす人もいる。

マツコの強すぎる感受性が少しでも和らいだら、本人は楽になる。しかし、今と同じ温度で仕事をするマツコを見ることは出来ない。

ただひとつマツコがラッキーだったのは、個人の特性として、女性として存在しやすいこと。またテレビに出る人になったこと。感受性の強さを表現しやすい環境に運命的に導かれて生き延びている。

感受性の強いおじさんが楽に生きるには、今の日本は厳しい国だ。